クイチャー + エイサー = みやくエイサー

ロマネスク

2011年09月07日 21:16



日曜日、愛知県豊田市で『豊田沖縄ふれあいエイサーまつり』が開催された。
今年でもう32回目となる伝統あるお祭りである。
以前はお寺の境内で行なわれていたが、一昨年からあの豊田スタジアム敷地内で催されるほどの規模になった。

 ⇒ 豊田沖縄ふれあいエイサーまつり HP

愛知県界隈にもエイサー団体は多く、この日も10団体以上が参加。 しかも沖縄市の胡屋青年会の兄弟分「町田琉」(東京都町田市)がゲスト参加し、祭りを大いに盛り上げてくれた。


毎年快晴の空の下行なわれるのだが、この日は台風12号の影響でコンコースでの演舞となってしまった。 がしかし、広い空間と壁がイイ具合な音響効果を生み太鼓の響きが最高に気持ちよかったです。




さて、今日は沖縄や特に宮古島に住む皆さまに観ていただきたい団体があるのでご紹介させて下さい。
ボクがずっと前から気にしていた団体『みやくエイサー』です。
主に名古屋に住む宮古島出身の方を中心に集まった団体で、宮古民謡を軸にエイサー演舞をしています。

もちろんご存知の通り、宮古島は《エイサー文化》ではなく《クイチャー文化》です。 そのクイチャーをエイサーと融合させた彼等の演舞は評価に値するものだと思います。
今日は宮古民謡「あやぐ」と「漲水ぬクイチャー」をメドレーでご紹介しますね。




まだアレンジの詰めの甘さもあったりしますが「もっと観ていたい!」と思わせる魅力や躍動感が十分伝わってきます。 それに子供たちが楽しそうに参加しているのもポイントが高いです☆


彼等にはまだまだ可能性がたくさん残っています。
全国の宮古出身者に彼等の魂が届くことを祈ります。

関連記事